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ころんと寝転んで天井を見ることしかできなかった赤ちゃんが、寝返りして、首がすわり、ズリバイやハイハイを始めて…赤ちゃんの成長って、喜びと驚きの連続です。
すくすくと成長する赤ちゃんがハイハイという機動力を手に入れた時、次に気になるのは高いところへの飽くなき興味。好奇心の塊の赤ちゃんが不屈の精神で手を伸ばし、取れない場所のものをなんとしてでも触ろうとしているうちに、気が付くとつかまり立ちができるように。
つかまり立ちを始めた赤ちゃんの、一生懸命でちょっと震える足って最高に可愛い…!
![管理人](https://www.soramade.info/wp-content/uploads/2020/07/無題253_20200709211439.jpg)
でも、すぐにころんとひっくり返るので、見ているこっちは気が気じゃありません。
かといって、赤ちゃんが転んでも支えられるように四六時中待機しているのも難しいですよね…
というわけで、転んでもゴツン!とぶつけるのを防ぎたいときに便利なアイテムがこちら。
![実際に手作りしたごっつん防止クッションの写真](https://www.soramade.info/wp-content/uploads/2020/07/20191107073133-225x300.jpg)
実際に手作りしたごっつん防止クッション
“ごっつん防止リュック”です。怪我を100%防ぐことは難しいですが、ころんと後ろに転んだ時に頭を守ってくれる効果があります。
そしてこのごっつん防止リュック、手作りすることができます。
![管理人](https://www.soramade.info/wp-content/uploads/2020/07/無題253_20200709211439.jpg)
赤ちゃんのつかまり立ちが安定するまでの、ほんの僅かな間に大活躍するごっつん防止リュック。
簡単に作れるので、ぜひ見てみてくださいね。
ごっつん防止リュックって?
ごっつん防止リュック(ごっつん防止クッション)とは、赤ちゃんが後ろに転んだ時に頭を守ることを目的に身につける、リュック型のクッションです。
赤ちゃんは頭の比重が大きく、身体のバランスを取ることも練習中。そのため頭を床にぶつけてしまうことも多く、怪我が心配です。
ごっつん防止リュックはヘッドガード付きのリュックなので、赤ちゃんが真後ろに転んだ時のダメージを緩和してくれる効果が期待できます。
![管理人](https://www.soramade.info/wp-content/uploads/2020/07/無題253_20200709211439.jpg)
“転倒防止リュック”とも呼ばれていますが、転倒は防止できないので…ここでは“ごっつん防止リュック”と呼んでいます。
ごっつん防止リュックは市販品もありますが、手作りすることもできます。我が子の大きさに合わせることができるし、好みの柄や形にして楽しめるのはハンドメイドならではの良さがあります。
重要なのは
- ヘッドガードを付ける
- 赤ちゃんが身動きしやすい形・大きさ・重さにする
の2点。そこさえ気を付ければ、好きな形にアレンジできちゃいます。
それでは早速ごっつん防止リュックを作っていきます。
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かわいいごっつん防止リュックの材料
- 使いたい生地:縦60cm×横110cmくらい
- 肩ゴム:1.5cm幅 24cm×2本
- 手芸綿:適量
私が使用したのはこの3つです。
![管理人](https://www.soramade.info/wp-content/uploads/2020/07/無題253_20200709211439.jpg)
必要生地においては、次項の「ごっつん防止リュックの型紙(図説)」を作ったときに実際に必要だった生地の量を記載しています。
作りたいものに合わせて、材料を揃えて下さいね。
ごっつん防止リュックの大きさ・型紙
ごっつん防止リュックの大きさ
作業中の写真を撮っていなかったので、イラストにしてみました。
出来上がりの大きさは縦25cm×横23cmくらい。
![私が作ったごっつん防止リュックの外観・大きさのイラスト](https://www.soramade.info/wp-content/uploads/2020/07/20191107082037-225x300.jpg)
私が作ったごっつん防止リュックの外観・大きさ
上半分が頭を守るヘッドガード、下半分が背中に当たる部分です。
背中部分を子どもの脇~肩辺りまでのサイズにすることで、なるべく軽く、蒸れにくくしています。
また、頭と背中の間にステッチ(縫い目)を入れて、頭の形に合わせてヘッドガードが邪魔にならない程度に密着するように。これが無いと、クッションが首のあたりであまり曲がらず、ヘッドガードが邪魔になって赤ちゃんが嫌がってしまうことも。
ごっつん防止リュックの型紙(図説)
![ごっつん防止クッションの型紙の図説](https://www.soramade.info/wp-content/uploads/2019/11/無題29_20200713155736-300x180.jpg)
ごっつん防止クッションの型紙の図説
こちらが型紙の図説です。割と適当に作ったので、大体の寸法を記載しておきますね。お好みの形にアレンジして作ってみてください。
![管理人](https://www.soramade.info/wp-content/uploads/2020/07/無題253_20200709211439.jpg)
今回は夫から「子どもの性格から、オオカミモチーフがいい」というリクエストがあったので、耳としっぽを付けてみました。ゆらゆら揺れるモチーフがあると、赤ちゃんが歩いた時に可愛いのでオススメです。
ごっつん防止リュックに必要なのは
- 本体
- 肩紐
この2つです。
あとは好みの形にアレンジしてみてくださいね。
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かわいいごっつん防止リュックの作り方
①裁断する
1cmくらいの縫い代を付けて裁断します。
紐は縫い代込みで40cm×6cmくらいです。
![裁断するイラスト](https://www.soramade.info/wp-content/uploads/2019/11/無題29_20200713155736-1-300x180.jpg)
裁断する
②耳を作る
耳の生地を中表にして縫い、角を切ってひっくり返します。耳の形に折って、端を縫います。
![耳を作るイラスト](https://www.soramade.info/wp-content/uploads/2019/11/無題30_20200713155826-300x169.jpg)
耳を作る
③しっぽを作る
しっぽの生地を中表にして、返し口を残して縫います。角を切ってひっくり返し、手芸綿を詰めます。最後に返し口を綴じます。
![しっぽを作るイラスト](https://www.soramade.info/wp-content/uploads/2019/11/無題31_20200713155917-300x169.jpg)
しっぽを作る
④紐を作る
アイロンで紐の形になるように折り目を付けて縫う。
24cm程度(お子さんの大きさに合わせて、ゴムの長さを調整してください)のゴムを通して、ゴムが抜けないように紐の端で縫い留める。
![紐を作るイラスト](https://www.soramade.info/wp-content/uploads/2019/11/無題32_20200713155954-300x169.jpg)
紐を作る
⑤ ①~④を本体に縫い付ける
出来上がりを確認しながら、本体に縫い付ける。
肩紐の位置はお子さんに合わせてつけてください。
![本体に縫い付けるイラスト](https://www.soramade.info/wp-content/uploads/2019/11/無題33_20200713160018-300x277.jpg)
本体に縫い付ける
⑥本体を縫う
本体を中表にして、返し口を残して縫う。ひっくり返して手芸綿を詰め、返し口を綴じる。
その後お子さんに合わせてステッチを入れる。分厚くて縫いにくいので、ゆっくり慎重に…
![本体を作るイラスト](https://www.soramade.info/wp-content/uploads/2019/11/無題34-225x300.jpg)
本体を縫う
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かわいいごっつん防止リュック完成!
ごっつん防止リュックの完成です!
![実際に手作りしたごっつん防止クッションの写真](https://www.soramade.info/wp-content/uploads/2020/07/20191107073133-225x300.jpg)
実際に手作りしたごっつん防止クッション
後ろ側はこうなっています。
![実際に手作りしたごっつん防止リュックの写真](https://www.soramade.info/wp-content/uploads/2019/11/20191111090640-225x300.jpg)
実際に手作りしたごっつん防止リュック
![管理人](https://www.soramade.info/wp-content/uploads/2020/07/無題253_20200709211439.jpg)
背負って歩くと、大振りのしっぽがゆらゆら揺れてとっても可愛いです。
まとめ
ごっつん防止リュックを背負ってがんばって歩いてる姿は本当に可愛く愛らしいです。
赤ちゃんが大好きなあんよ。安全にいっぱい楽しめるように、ごっつん防止リュックをぜひ活用してくださいね。
もちろんリュックで完全に怪我を防止できるわけではないので、安全に配慮してしっかりと見守りながら、よちよち歩きを楽しんでくださいね。
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